3人の13歳作家さん達による本が完成しました。
「触知創文2期生」が、「葛藤」をテーマに100年後の未来を描いた物語3篇です。
先にHPで紹介した「ストランド・ビースト」の製作から「ビースト」を登場させた物語の作品集です。
「作る」「体験する」
「読む」「調べる」「考える」
「ディスカッションする」
「さらに考える」
そして
「文字化する」
「磨きをかける」
出来上がった物語を日経の「星新一賞」に出品しました。
受賞結果はまだまだ先ですが、どれもチームで探求してきた成果と
それぞれの個性が際立った唯一無二の作品。
星新一賞のまえに、「テオ・ヤンセン文学大賞」として拓未内で授賞式を行い、
それに合わせてとても魅力的な装丁で1冊の本にまとめてもらいました。
(テオ・ヤンセンさんはストランド・ビーストの生みの親。オランダの物理学者にして彫刻家です。いつかこの物語を翻訳して読んでもらえたら素敵ですね。)
授賞式では、お互いの本にサインを書き込みました。
これ、ゆくゆくはすごいプレミアがつくに違いありません。
3人作家さんのご家族にもとても喜んでいただけました。
「物語を編む」=「課題解決の方法を編む」
ひいては
「人生を編む」
そう思って3人の物語を読みなおすと、
確かにそれぞれの課題解決方法の個性がはっきり出ていました。
そして、「課題解決の方法を編む」ことができるようになると…そうです。
もちろん勉強することでも、
部活でも、
人間関係でも、
全てに役立つ力を備えることになります。
一言でいうと
「編集力」
(文章を組み立てるよりも、もっと広い意味で使われ、学びを成長を人生を編集する力を指します)
この力こそ、
子どもたちに身につけてほしい力であり、拓未で学んでほしい力です。
第3期生の募集はもうじきです。